広域レピータの有名人一覧表



   広域レピータ有名人一覧表 ver1.21

(C)埼警53&千葉2 1991-2020


過去に広域レピータに出没していた様々な人物、アンカバー・・
いろいろな人がいて、私達を楽しませてくれました。

単に、無変調、音楽変調、DTMFを流し無差別妨害する奴らとは違い、
彼らには一つのポリシーがありました。

それは、人を楽しませるということです。

そして、使いたいと言えば好意的にレピータを明け渡してくれました。
今回は、そのような過去のレピータでの有名だった人をとりあげようと
思います。


★しこしこマン★

生息地域 関東広域全レピータ
存在時期 1989年 6月ごろ

 最近では陰をひそめてしまったが、2年程前は全盛期だったのである。
あの頃は、今の「カメカメナンミョウ」ブームと同じようなものでした。

しこしこマンといっても、一人だけではなかったのである。
しこしこマン1号〜20号とそれぞれに整理番号までついていたのである。
若干一名ほど自称「元祖しこしこマン」ニックネームを名乗っていた奴がいた。

元祖は、ただ「しこしこ」いっている根性の入っていない輩とは違い、実際に
自分の行為をマイクの前でしていたのである。
鼻息が荒く、それがまた一層の臨場感があったのである。

しかし、3分と続いた事は一度もなかった。
もっとスタミナを付けてもらいたいものである。

整理番号が大きくなると、質の悪い奴が登場することは世の常で、以下のような行為も
見受けられた。

・小中学校のハムクラブオンエアに乱入
(小学校ハムクラブ) 「こちらは、J*1Y** **第一小学校ハムクラブ オペレータの**です。
 J*1Z**   **第二小学校さん聞こえますか」
(しこしこマン) 「しこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこ」
(小学校ハムクラブ) 「・・・・・・」
(第一小学校) 「こちらは、J*1Y** **第一小学校ハムクラブ オペレータの**です・・・・・・
 「ジュワー」「ウイーン」 「しこしこしこしこ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(第二小学校) 「J*1Y** **第一小学校さんこちらは、J*1Z**「ジュワー」「ウイーン」 「しこしこ
しこしこ・・・・・・・・・・・・・・・・
(第一小学校) 「こちらは、J*1Y** **第一小学校ハムクラブ 顧問の**です。 イタズラは止めて
・・・・・・ 「ジュワー」「ウイーン」 「しこしこしこしこ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・親子の通信に乱入
当時は自動車電話やショルダーホン等は高級品で、普通の人は見ることも無かった時代の事である
(母親) 「こちらはJ*1***です。 J*1***聞こえますか」
(子供) 「J*1***です。 J*1***聞こえます。 何ですか」
(母親) 「塾は何時に終わりますか、迎えにいきます」
(しこしこマン) 「しこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこ」
(他のUC達) 「しこしこマン止めてやれ」
(母親) 「お母さんびっくりしちゃった、何あれ」
(しこしこマン) 「しこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこ」

こんなことが続いた
後に、「どびゅ!、ハァハァ」などの擬音を付ける連中が出てきたことを付け加えておく。


★デーモン小暮★

生息地域 439.06MHz鹿野山レピータ
存在時期 1989年 8月ごろ

 その名のとおり、デーモンの真似をオンエアしていた。
しかし、あまりにも似ていた為、最初は録音したものを流しているんじゃないか...
とか、果ては「本人光臨か?」等噂されたほどである。

本物のデーモン同様、知的で笑える会話をしており、リスナーからの呼びかけにも
素早く的確に応答していた事から、一躍人気となり聴取率は異常に高かった。

バンド内をワッチしていると「デーモンが出てきたから、聞くために落ちる」という会話が
飛び交っており、彼が出ている間の430MHz帯は誰もいなくなったという伝説がある。
まるで、大昔人気ラジオドラマの放送時間帯に、銭湯から人が居なくなったという伝説があるが
まさにそような状態になっていた。

144MHzや50MHz帯に中継されたり、2mを聞いていると、バックでデーモンの声が聞こえ
それにあわせてオペレータが大爆笑していたのをよく聞いたものである。

調査した結果、このデーモンは千葉県木更津市に住むJ*1R*Jという中学生だった。
私は彼について直接知っている訳ではないので詳しい事は知らないが、今でもレピータに
無変調が出ると「R*J妨害やめろー」と叫ぶ奴が居る、彼は今でも妨害しているのだろうか?
詳しい情報をしっていたら埼警53まで報告願いたい。


★レピータ妨害のテーマ曲を歌うおじさん★

生息地域 439.36MHz御岳山
存在時期 1989年 5月ごろ

 このおじさんは自分で妨害局のテーマ曲を自分で作詞、作曲してしまった
奇特なひとである。
推定年齢40歳。 声からして、はきはきした元気な方であった。
作曲した歌にエレクトーン(シンセサイザーではない)で自ら演奏して弾き語りを行い
毎晩、生放送で熱唱していたパワフルなおじさんであった。
今はどこにいってしまったのであろうか?

うろ覚えではあるが歌詞の一部をここに紹介しよう(スコシチカ"ウカモシレナイ)



   おにぎりマイクをカーリカリ   ;カーリカリのところをテンポよく
                            ムヘンチョウ
   あたしはネクラな無変調

                           トウメイ
   チンチンしこしこ透明の〜
                  ムスコ    トウカ"ラシ
   あたしの息子は唐ガラシ


   おじさんしこしこまーいにち
                ムヘンチョウ
   あたしの生きがい無変調


   でも〜ぼくらは青春の汗を
                                ムヘンチョウ
   かけて今日もつづける無変調〜 ;腹のそこから力をこめて

      タララッタ〜タ〜ララ〜ン      ;リズミカルに

        * repeat



★坊さん★

生息地域 439.06MHz 鹿野山レピータ
存在時期 1989年 9月ごろ

この人は、延々とお経を唱えつづける意味不明の人物である。
ナムミョウホウレンゲキョ、ナムミョウホウレンゲキョウ
噂によるとレピータで中継するために、わざわざ木魚を買ったとか・・

当初は、それだけの人物であったが、お経のバリエーションも増え
やがてリスナーからの人生相談に対して説法を説え始めた事から、
本職では?とも噂されていた。

一部で評判だったということをつけ加えておこう。


宮崎勤

生息地域 439.18MHz 赤城山レピータ
存在時期 1989年 8月ごろ

最近、めっきりこの名前は聞かなくなったが当時、テレビで彼の事ばかり放送
していたころ、予想通りレピータにも宮崎勤を名乗る輩が登場した。

「宮崎勤って、開局しても誰とも話ができず、他人の会話の妨害に燃えそうだよね」
「シコシコマンやカメカメナンミョウとかやっていそう」とか噂され、そろそろ来るぞと
噂され、レピータに本当に登場した時にはリスナーに戦慄が走った。
「私は宮崎勤です。**ちゃん・・・・***ちゃん・・・うぅーっ」と、延々とぼそぼそ何時間も
つぶやく危ない奴であった。
しかし、テレビから宮崎が消えるのに時期をあわせて自然消滅し、今となっては
伝説の人物である。

なお、UCの集会では、必ず覆面パトカーもどきを作成して持ち込む奴が登場するが、
ある時「宮崎勤仕様の
日産ラングレー」を持ち込んだ奴が居たが、一発芸として
すぐに忘れ去られた事も思い出した。



★やまびこ君★

生息地域 不定
存在時期 1989年 10月ごろ

 この人物は、レピータで誰かが声を出すと、その直後に同じ内容をしゃべる
暇な人であった。
別名 九官鳥
しつこく毎晩出てきたが、みかねた、ある小学生が、これならどうだとばかり
早口言葉を切り出した
「すもももももももものうち もももすももももものうち」

やまびこ君は何も考えず、真似しようとしたが、舌がまわらずパニックに陥る。

それを聞いたレピータの常連達に馬鹿にされ、ショックでそれ以来出なくなった
という、いわくつきである。

類似品として、JJ1YXJ李さんのローカル、パクさんが出てくると「パクパク」と
意味もなく連発し続ける奴が居た。


★横浜よっちゃん★

生息地域 439.06MHz  鹿野山レピータ
存在時期  1989年 10月ごろ

横浜に住んでいるニューハーフだった。
毎晩のようにレピータに出没したが、JR1WA管理団体に捕まる。
その後、恒例の謝罪アナウンスをやらされたが、その時、既に半ベソかいていた
とかいないとか・・・哀れな結末を迎えた数少ない不運な人の一人である。

なお、類似品で横須賀よっちゃん、赤羽よっちゃん等のニューハーフもおり、
赤坂レピータに時々出没していた。
その通話にブレークして入ろうとする奴らでパイルアップになっていた事を思い出す。


★JJ1YXJ李さん★

生息地域 439.10MHz 赤坂レピータ(廃局後は439.02MHz 筑波山レピータ)
存在時期 ???かなり昔からいる

 彼は、韓国国籍の在日韓国人である。
大韓民国済州島(チェシ"ュ)にて生まれるが、幼少の頃、日本に密入国し小学生の頃
(16才の頃との説もあり)、韓国へ帰るが「白丁」「半分日本人」等と差別を受け、再び
日本密入国したが、何故か特別永住者として暮らしている。

現在は江戸川区の焼肉店「金剛楼」を経営。
彼は、日本国籍を有していないため個人コールがとれずやむなくクラブコール
を使用している(その後ルールが変わり外国人コール7L2BYEを取得するが
誰も呼んでくれなかった)。
今でこそ、日本語は上手であるが、再密入国した頃は、ままならない日本語を
使っていた為、アンカバーの攻撃対象となってしまった。

彼は、439.10MHz赤坂レピータに出没する(注:今は停波、その後廃局)
李さんがレピータにでてくると、すさまじい妨害が掛かる李さんは距離だけは
赤坂に近いので、妨害などけちらし、ものともせずにオンエアする。
アンカバーいわく「李が悪いんだ!」・・・おそらく赤坂レピータに妨害が多いのは
李が出てくるからだと言いたいのであろう。

また、この様な歌もできたのである。

 朝鮮チョンチョン、李〜チョンチョン、北へ帰れ李チョンチョン!
 リーリーチョンチョン、李チョンチョン!

北朝鮮と混同されてしまっているから、恐ろしいものである。
ちなみに、御存知の方もいるとは思うが "チョン" と言うのは、朝鮮人に対する
差別語である(例:馬鹿でもチョンでもできる)

李さんに対するアンカバーのいやがらせは普通ではなかった。
レピータでの電話番号公表だけでなく、李さんが無線にでると、必ず店に電話が
架かるのである。

電話を取ると「朝鮮人、朝鮮人」とぼそぼそつぶやく奴が多いらしい

挙げ句の果てには、李さんの家に使用済み生理用品まで宅配便で送られてきた
らしい。
しかし、ただでは起きない李さんは、それを素敵なプレゼントと逆に喜んでいるとか・・・
アンカバーがいうには、李さんは毎日それを着用しているらしい、真偽のほどは
定かではないが・・・

一時期、李さん再ブームが沸き起こった。
そのときには、朝鮮中央放送(平壌放送)のパロディーが原因であった。

この朝鮮中央放送が、腹がよじれるほど、面白かったのである。
いくつか放送内容から抜粋しよう。

>我が朝鮮の特務工作員 李チョンチョン中佐は本日、丹沢山に登山し、
>本国との通信を秘密裏に成功しました。
その日、李さんはスキーをする為に、丹沢山に行っていた。
JJ1YXJはスキーハムクラブと名乗っていたが、本当にスキーはしていたようだ。

このように、事実を面白おかしく作り替て放送したのである。
文を見ただけでは面白くないかもしれないが、朝鮮中央放送の日本語番組の
あの独特の話し方にそっくりであった為、聞けばすぐに笑える内容であった。
放送内容を、一度でも聞いた事のある人なら分かるであろう。

その他にも

>偉大なる李チョンチョンその愛と革命

>李チョンチョン中佐とカメカメナンミョウの板門店会談の結果報告
 その時期は、本当に板門店で韓国と北朝鮮の会談が行われており
 朝鮮中央放送とラジオ韓国の放送内容から作成したパロディであった。

>北朝鮮の文化を伝えるようにとの(金日成)主席の特命を受けて李チョンチョン
>中佐が開店した朝鮮料理店「金剛楼」の紹介

>江戸川区西小岩に朝鮮民主主義人民共和国の大使館「金剛楼」設置のお知らせ

>平壌放送愛聴者の集い in 金剛楼 のお知らせ

>朝鮮の正月料理の紹介
 前日、李さんがレピータで"李家のおせち料理"について語っていたが、
 これはその強烈なパロディだった。
  その放送直後に、李さん本人が「よく聞いているよ」と半ばあきれて語った事は
 伝説となっている。

等々バラエティーの富んだ放送内容であった。

また、毎正時前になると、次のアナウンスが流れた。
「この放送は朝鮮民主主義人民共和国の首都平壌より海底ケーブルを経由して、
江戸川区西小岩の焼肉料理店「金剛楼」より10Wで放送しております。」
これは、朝鮮中央放送の局名アナウンスのパロディそのものであった。


CQ誌のクラブ員募集記事にスキーハムクラブ(JJ1YXJ)が掲載されたのを御存知
の方も多いであろう。

-----------------------------------------------------------------------------
[スキーハムクラブ JJ1YXJ]

スキーと無線を通じ、交流を深める事を目的としています。ハングル語講座、平壌放送愛聴者
の集いも行います
62円切手同封の上  〒133東京都江戸川区西小岩 *-**-* メゾン金剛楼
                           李 日成 まで
(CQ誌 1991年7月号 p431)
-----------------------------------------------------------------------------

ここまで読んできた貴方なら、この痛烈なパロディーがおそらくわかるであろう。
やはりこの様なものを送ったのは元439.10MHzのアンカバー達らしい

なお、1991年8月号のCQ誌には訂正記事が載っている。
通常はこのような訂正が掲載されることは無いが、李の取り巻きがC級紙の編集部へ圧力を
掛けた結果として特別に掲載されたらしい。
参考までに目を通して置くとよいであろう。


★亀々ナンミョウ★

存在地域  全国
存在時期 現在

 この亀々ナンミョウは今一番有名なアンカバーであろう。
元祖が登場したのは1989年の10月頃である。
その頃は、脚光を浴びる事はなかったが根気よく毎日布教活動をした結果、
先に記載した朝鮮中央放送に取り上げられ、一躍ヒーローになったのである。

その人気に便乗して「亀々パパラ」「亀々パズー(ハズル?)」なども誕生した。
そして亀々ナンミョウを名乗る偽物まで当時要したのである。

その後、元祖 亀々ナンミョウはJR1WA管理団体 JE1SMOに対して直電し
レピータ撤退宣言を伝えたのである。
その日をもって元祖は二度と出てこなくなった。
今、現在、亀々ナンミョウとして毎晩レピータに出てきている人物達は以前の
"偽亀"である。
いや、亀々の王位を伝承したのだから偽物というのは間違いかもしれない。
なお、亀々は李さんの個人攻撃を好んでする。

李さんいわく
「亀々だけは絶対にゆるしましぇん」

亀さんの活動は今夜も続く・・・・・・・



軽く初版を作ってみましたがいかがだったでしょうか?
1エリア以外の方には分かりづらかったかもしれませんが御了承下さい。

感想、意見等いただければ幸いです。このシリーズはたぶんversion up
すると思います。 気がむいたら作るので発行は未定です。

ところで、最近、広域レピータの停波及び撤収が多いようです。
原因は、レピータに対するなんの理由もない無差別な妨害です。

その多くが、無変調、音楽変調、DTMF等です。

やめろといっても無理でしょうからせめて、共存体制ができることを
願わずにはいられません。あるレピータでは共存を試みましたが
失敗し、閉局することになったそうです。 実に残念なことです。

そういえば今度から韓国と相互運用条約を結んだそうです(当時)
李さんが個人コールを取得するのも時間の問題ですね(本当に取得した)。
では次のバージョンも御期待下さい

                                    埼警53

初版発行 1991/07/23
製作   埼警53(現代レピータ研究所 所長)

一部改変版 2006/01/01
改変者  千葉2(赤坂アンカバークラブ

再度改変版 2019/09/01
改変者  千葉2(赤坂アンカバークラブ


                                               原作者    埼警53(SK53またはSK)
                           一部改変者 千葉2(Chiba2)
                                              Copyright(C) 1991-2020 SK53&Chiba2

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